値付けとは?転売ヤーは悪?卸業や小売業は悪?
こんにちわ。
今日はX(旧ツイッター)で転売・せどりを生業としている方の投稿内容でいろいろと考えさせられる事がありました。
適正な値付けとはなんぞや??
一般的な販売業や小売り業、私もかつて所属していた飲食業もそうなんですが、大切なことは『価値あるものを安く仕入れて高く売る』古典的ではありますが、商売の鉄則ですね。その高く売る方法が、ブランディングしたり加工して価値を上げるのか、市場を品薄にして希少価値を出すか?の違いなのだと思います。
もちろん買う側としては良いものが安く買えるにこしたことはないと思いますし、日本の各メーカーさん達も『良いものを安く社会に普及させて生活を豊かにしたい』と思われてると思います。
だからこそ品薄商法だったりが批判されるんですね。ここに関しては商売人としては悩ましい問題だと思います。
では軽貨物始め運送業はどうでしょう?
航空・海運を除いて、陸送は原則国内マーケットに準拠します。もちろん我々も営利団体である以上、運賃を高く頂けるなら有難い限りです。しかし、運送業は利益も大切ですが社会インフラとしての側面も持ち合わせています。『経済の血流と呼ばれる流通』を滞らせないことも運送業の使命なのです。業界が価格を吊り上げすぎた結果、流通が滞る事態になってはその意義が失われかねないのです。なので国内のマーケットとのバランスを常に測りながら値付けを行わないといけない難しさがあります。
さらに国際基準から見て比較的緩やかだったインフレ状態もエネルギー産業や食品・原料は輸入に多くを頼っている事や金利差から国際基準のインフレ状態に近づいます。
運賃は国内基準、それにかかる経費やその給与で生活する我々は国際基準の品物で成り立つ・・・捻じれが起きています。
社会インフラである以上、民間企業だけではコントロールしきれない状態なのだと思います。
元々はどの産業も国が手綱を握り根っこを動かしていましたが、徐々に自由化させ今日に至ります。すると次に起きたことは一般貨物を始めとした規制強化の流れです。軽貨物業界も徐々に規制が始まっています。
新しい技術や価値観が生まれない限り、長期的な観点で見ると国が手綱を握る日がくるのではないかと考えます。
だからこそ、私たちの様に若い企業が『今の価値基準』でバランスを取った経営を行い、働く人や顧客、社会に対して運送業のもつあるべき姿を構築していく事が大切なのだと考えている次第です。
運送業でよく聞く悪徳会社と呼ばれない、呼ばせない為に価格・賃金・利益のバランスを取った丁寧な経営を心掛ける所存です。
